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玄関ではなく
空き巣の侵入手口といえば、玄関カギのピッキングを連想する人は多いはず。しかし、2008年4月、こんなニュースが伝えられたのはご存じでしょうか?
警察庁の調べによれば、防犯カメラ・監視カメラ2000年のピーク時には全国で約3万件だったのが、昨年の2007年には700件余りに減少。およそ40分の1になったというのです。
データ復旧
ただし「それなら安心!」となるのは、もちろん早計です。侵入件数自体が激減しているわけではありませんし、そもそも、玄関のピッキング被害が多かったのはマンション、アパートなどの集合住宅。一戸建てのほうでは、元々、侵入盗が狙っているのは玄関ではなかったのです。では、それはどこなのでしょうか?
典型的なガラス破りの跡。侵入盗はすべてのガラスではなく、クレセント錠の近くだけを割って効率的に仕事をします
そう、答えは窓。2007年の警視庁の調べでは、ガラス破りが65.5%以上と手口のトップを占めています。窓なら割って穴を作り、そこから手を入れてクレセント錠を開ければ、専門技術を必要とする玄関のカギのピッキングよりも簡単に侵入できますからね。
とはいえ、集合住宅にお住まいの方も、バルコニー側から侵入されるケースは少なくありませんから、油断は禁物です。
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さて、では侵入盗が狙っている窓ガラスの防犯対策は、いま、どのくらい進んでいるのでしょうか。最前線を取材してきました。
網入りガラスは一般の
板ガラスよりむしろ弱い!
取材に応じてくださった(株)グラスアシストの渡辺俊宏さん
訪れたのは、24時間年中無休でガラスの緊急修理サービスや防犯ガラスの企画・販売・施工などを行っている、東京都中野区の(株)グラスアシスト。渡辺俊宏さんにお話をうかがいました。
「防犯対策として私どもで推奨しているガラスは“防犯ガラス”です。これは、厚さ30ミル以上(1ミル=約0.025ミリ)の透明で強靭な中間膜を、2枚の板ガラスで貼り合わせたガラスで、高い防犯効果が期待できます。
ここ2〜3年でお客さまからの問い合わせも増えてきました。ご自宅が被害に遭う、あるいは近隣でガラス破りによる窃盗が発生して、それを機会に防犯ガラスにしようと考える方が多いですね」粗大ゴミ・粗大ごみ・不用品回収
――防犯ガラスが、ガラス破りに対しては最も効果が高いのでしょうか。
「現時点では最強といっていいでしょう。ちなみに、一般住戸でよく使われている網入りガラスは、丈夫に見えてなかなか破れそうにありませんが、実はハンマーなどで破ろうとする力に対しての予防効果はほとんどありません。むしろ、一般的なフロート板ガラスより弱く、叩き割ってもそれほど飛散しないので、侵入盗には好都合ともいえます」
――ええ、そうなんですか?!何故ですか?
「網入りガラスは、元々、防火を目的に開発されたもの。あの細い網状の鉄線の役割は、火災でガラスが割れた時に、ガラスが落下しづらくなるように“引っ掛ける”ことなのです。そうやって近隣への延焼を防ぐんですね」
“筋金入り”のガラスといった印象を受ける網入りガラスに、頼もしさを感じていた人は少なくないはず。しかし、何と普通の板ガラスよりも弱いとは……!ちょっと衝撃的な事実です。
では、気を取り直して、いよいよ防犯ガラスの強度を破壊実験!実際にハンマーを手に検証してみました
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